根管治療(根っこの治療)の中断は危険です!
歯科治療を途中で辞めてしまった・・・
という経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
特に根管治療は歯の内部の治療ですが、回数がかかるケースがあるのでそういったことも多くなりがちなようです。
そして歯の内部の治療は、痛みや腫れがあるうちはそれが解消されることで変化がわかりますが、無くなったあと治療をした後の変化が患者さんご自身ではわかりにくいですよね。
治療中断の理由でもっともありがちなのは、つい、うっかり予約を忘れてしまってそのままになってしまうというパターンではないでしょうか。
(もう痛くないし・・・、いいか!)
でもこれは大変危険です。
痛みや腫れがなくなっても、根っこの中の細菌がいなくなるまで根っこの治療は続くのですが、時間が経過すると根っこの中の消毒のお薬の効果が無くなりまた細菌は増え始めます。
歯の神経が無くなったあとは、症状がかなり進行して歯の根っこのまわりの骨などの組織を破壊したあとに、また急性炎症を起こすまで痛みや腫れはでないことが多いので気づいたときにはかなりの重症です。
また根っこの治療中は歯に穴をあけたままですので、歯が欠けてしまったり、仮のフタがとれると歯のやわらかい内部からう蝕が進行してしまったりします。
そうなってしまうと、残念ながら抜歯という場合も少なくないようです。
歯科治療に通い続けることは、人によってはとてもつらい方もいらっしゃるかもしれませんがぜひ最後まで治療を受けてくださいませ
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