介護保険認定制度見直し
今朝の南日本新聞の社説に介護保険の認定調査方法が見直しされ10月から変わるという記事が出ていました。
今年の4月に改定させたばかりですが、状態は変わらないのに要介護度が軽く出る傾向があるとの理由です。
見直しは74ある調査項目のうち、43にものぼるとか・・・
一体何なのでしょう?
私も審査委員の一人ですが、その傾向は実感していました。
大体今まで能力勘案という考え方があったのですが、今回の改正では介護の必要はあっても、実際に介護されていなければチェックが入りません。
国がお金を出さないという考え方が見え見え・・・
変更にかかる諸費用は一体いくらになるのでしょう?
現在でも更新申請の方には経過措置というのがあって、審査会で資料に基づき介護度を決定しても、本人が旧介護度を希望すればそちらが優先されます。
何のために時間を作って、調査員が調査したり審査員が審査しているのやら・・・
過ちを認めて改正する姿勢は一応評価しますが、この失態の責任は誰が取るのでしょうね
大昔の漫才にこんなのがありましたな・・・
責任者出て来い!
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