ボーンコンデンス
本日午後は左上4番のインプラント1次オペでした。
インプラントは顎の骨に植立するわけですが、上顎と下顎ではまったく異なります。
下顎の骨は比較的硬く骨の密度も高いのですが、上顎は柔らかく骨の密度も疎である場合が多いのです。
そういった場合、上顎の骨の改善を意図して行うのがボーンコンデンスです。
インプラント埋入のためにドリルで穴を開けるときに、特別な器具を用いて骨を側方へ拡大することにより、骨を圧縮し骨質の改善を図ります。
本日のオペは先日届いたばかりの器具を用いて、ボーンコンデンスを行いながら行いました。
結果は上々!
びっくりするくらいしっかりと初期固定を得ることができました。
同時にモーターによるドリリングがないので、患者様も不快感がなかったと喜んでいらっしゃいました。
当たり前のことですが、とりあえず第一段階をいい形で終了できてとってもいい気持ちでした
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