被災地での口腔ケア
被災地ではいまだに多くの方が避難生活を余儀なくされていますが、避難所でお亡くなりになられる方も出てきているようです。
その中には肺炎でお亡くなりになった方が複数いらっしゃることが日本歯科医師会よりのメールマガジンに書かれていました。
多分その中には「誤嚥性肺炎」も含まれていることが想像されます。
肺炎は日本人の死因の第4位ですが、そのほとんどが高齢者です。
高齢になられると、嚥下機能がどうしても低下してしまうので、寝ている間などに間違って肺に唾液を飲み込んでしまう不顕性誤嚥がかなりの確率で発生してしまいます。
避難所生活などでお口のなかが不潔になってしまうと、繁殖した病原菌を肺に飲み込んでしまい、肺炎を発症するのが誤嚥性肺炎です。
各自の注意と、行政の関係者の方の配慮が大切となります。
大変な状況の中とは思いますが、これ以上の犠牲者は出さないために可能なかぎりの対策をお願いしたいところです。
がんばろう! ニッポン!!
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