五眼(ごげん)のお話
私の家は神道なのですが、お彼岸に母の実家の関係であるお寺のお説法を聞かせていただきました。
それは「五眼(ごげん)」のお話でした。
五眼とは以下の5つの眼のことです。
肉眼(にくげん):人間の感覚器官としての眼のことです。遮るものがあるとその向こう側は見ることができません。
天眼(てんげん):明暗・遠近を問わず見通すことのできる眼のこと。先入観にとらわれずものを見ることができます。天界の人たちに具わった眼だそうです。
慧眼(えげん):事物・事象の実態は無であることを会得した人に具わった眼のことです。
法眼(ほうげん):「自行化他」の衆生救済の請願を発した菩薩が法界の有様をありのままに見通す智慧の眼のこと。
急に難しくなってきました・・・
佛眼(ぶつげん):「諸法実相」の極理を体得した仏陀の智慧によって宇宙法界をみそなわす智慧の眼。
修行をつんだ高僧でなければ達せない域かも・・・
しかし法眼・佛眼はとても無理ですが、私もまずは天眼、そして少しは慧眼の修行をしなければと思いました。
足は大変しびれましたが
とても興味深くありがたいお話でした。
ありがとうございました
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