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2016年6月 4日 (土)

「みにくいあひるの子の時期」って言葉、ご存知ですか?!

先日定期検診でお見えになったお母さん、お子さんは今小学2年生です。

「うちの子の上の前歯が生えてきたんですけど隙間があるんです。大丈夫でしょうか?」

とご質問をいただきました。

みにくいあひるの子の時期(ugly duckling stage)といって、この時期にはよくみられる現象です。

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乳歯よりもずっと大きい前歯が生えてきて、急に顔の印象が変わります。

そして生えてきた永久歯の前歯、なんだか外側に向かって生えてきた!

とご心配される保護者の方が多いです。

でも上の前歯はハの字型に生えてくるのが普通です。

隣の2番目の歯が生えてくるとちょっと隙間が小さくなり、さらに4番目・3番目の歯が生えるころにだいたい隙間がなくなるので、一時的に見た目が気になる時期ということで「みにくいあひるの子の時期」と呼ばれています。

学生時代にならって、(おもしろいネーミング)と思ったのを覚えています。

ですのでこの時期は経過を見て大丈夫だと思います。

ただし、まれに上の前歯と前歯の間に「過剰歯」という余分な歯が埋まっていることもあります。

もしこの「過剰歯」がある場合はこれを抜かないと隙間は無くなりませんので注意が必要です。

心配な場合は歯科でレントゲン検査を受けてくださいませ happy01

安楽歯科HPhttp://www5.synapse.ne.jp/anrakudc/

2016年6月 2日 (木)

親知らずは抜いたほうがいい!?

「親知らずは抜かないといけませんか?」という質問をよくいただきます。

結論から言うと、管理できるのであれば基本的に抜かなくてもOKです。

 

親知らずのトラブルで多いのは「智歯周囲炎」といって腫れてしまうことです。

親知らずは智歯といって一番奥の8番目に生える歯です。

だいたい高校生くらいから生えてきます。

そして一番最後に生えてくるので、生えるスペースが足らずに斜めになったり、一部しか生えてこないことがほとんどです。

ですので管理が難しく、炎症やむし歯になってしまうことがよくあります。

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何度も炎症を繰り返すようであれば抜歯を検討したほうがいいかと思います。

 

また最初に基本的に・・・と書きましたが、炎症とかおこさなくても抜歯したほうがいいケースもあります。

 

ひとつは歯並びの悪影響を引き起こす場合。

 

もうひとつは妊娠時に炎症を起こす可能性がある場合です。

 

お一人お一人ケースは異なると思いますので、かかりつけの歯医者さんにお尋ねになることをおススメいたします happy01

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2016年6月 1日 (水)

鹿屋市学校給食研修会でお話させていただきました!

今回、鹿屋市学校教育課から『噛む食育』というテーマでご依頼いただきました。

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この内容でお話するのは初めてでしたので、パワーポイントも1から作りましたが・・・

うまく伝えることができたしょうか coldsweats01

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内容は

  • 歯科医師の考える食育について~「食育推進宣言」~
  • 食事の変遷
  • ライフステージに応じた食育支援
  • 歯の役割
  • 早食いと肥満
  • 唾液の役割
  • 歯根膜の役割
  • 嚥下の仕組み

などとさせていただきました。

私にとってあっと言う間の50分間でしたが、皆さん真剣に聞いていただきました。

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細かい内容についてはまたこのブログで紹介させていただきますね。

皆さん良く噛んで健康をゲットしましょう delicious

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