朝食は和食がオススメ!?
先日の南日本新聞に興味深い記事が掲載されました。
『朝食が和食の子供は早起きし、学校が楽しいと感じる割合も高い』ということです。
明石要一・千葉大教授らのグループが小学生の朝食や睡眠時間が生活リズムに与える影響を調べ、上記のような結果を公表しました。
調査は千葉・東京・鳥取の小学5年生231人を対象に実施されました。
調査によると、5日間の平均で午前7時より早く起きた子供は61%で、午前7時半以降は6%。
全体の98%子供が朝食を取っていたが、午前7時半以降に起きる子供の33%は食べない日があった。
朝食の様式別では、和食中心の子供の77%が午前7時より前に起きるのに対し、洋食中心の子供は44%にとどまった。
一方「学校が楽しいか」との質問には、和食中心の子供の57%が「とても楽しい」としたのに対し、洋食中心は19%だったことから、グループは「和食と洋食の差が出ている」とした。
このほか1.和食中心の方が品数の多い食事内容になっている 2.早起きの子供は「学校が楽しい」という割合が高く、適度な睡眠時間も取れている との傾向もみられたことから「朝食は和食がいい」と結論付けたそうです。
なるほど大変興味深い報告です。
当院では食事に和食メニューを取り入れるよう指導しています。
洋食メニューより和食メニューのほうが咬みごたえのあるものが多く、ある報告によると洋食より和食のほうが1.5倍咬むそうです。
たくさん咬むと顎の発育もよくなりますし、唾液もいっぱいでますので虫歯や歯周病の予防にもなります。
歯科医師としてひとつ補足させていただきますと、たくさん朝から咬むということは顎の筋肉を使いますので、身体が目覚めます。そうすると感情も安定しますし、学校も楽しいのだと思います。
和食メニュー、ぜひご検討ください(^0^)/
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