本を忘れず、末を乱さず
今朝の大隅倫理法人会のモーニングセミナーは(社)倫理研究所 大橋慶子参事による講話がありました。
講話のタイトルは「能力を引き出す鍵」でした。
大橋さんは昭和32年から倫理の勉強をされている方で、お母様からひ孫さんまで5代にわたって倫理運動に参加されているそうです。凄いですね・・・
お話は家族のお話。お父様は明治の気骨丸出しの大変個性の強い方だったそうで、それゆえ家族の反発も多かったそうです。
大橋さんの二人のお兄様はお父様に対する態度がまるで対照的だったので、人生も全く違うものになったとのこと・・・
大橋さん自身もお母様に対するお父様の態度に反発を覚えていたそうです。そしてご自分の息子さんのことで悩んでいた時、倫理研究所から「お父様のお墓参り」をすすめられ仕方なく続けているうちに、お父様のことがだんだん理解できるようになり、そのうちとてもお父様のありがたさが身にしみてわかったそうです。
その時にはお墓の前に土下座して号泣してしまったとのことです。
人間の本性が根底から変わろうとする時は必ず涙を伴うそうで、これを「涙の洗浄」と称するそうです。
その大橋さんの心の変化をきっかけに、今までどちらかというと消極的だった息子さんが劇的に変化されたとのこと。とても頼もしくなられたそうです。
その後再婚された大橋さんは、当初先方の家族とうまくなじめませんでしたが、素直な心で姑さんや、先妻さんの娘さんに接しているうちに、心が通う合うようになり今ではとても幸せな家庭を築いていらっしゃるとのこと。
子ども・孫・ひ孫に囲まれてのお誕生日の話をされていらっしゃるお顔は本当にお幸せそうでした。
先祖(本)をきちんと敬い、子ども(末)にきちんと接すること・・・
これが自分自身、あるいは周囲の人間の魅力・能力を引き出す鍵なのではないでしょうか?
それが「本を忘れず、末を乱さず(反始慎終)」の教えなのです。
というようなお話でした
私もちょくちょく母に口答えをしてしまいますので、かなり耳の痛いお話でした・・・
この教えを実践できたときにうちの家族は幸せになれるのでしょう・・・
その日を夢見て・・・
安楽先生、おはようございます。
GH新川の川原より報告受けました。
お忙しいのにお願いばかりで恐縮です。今後ともよろしくお願いします。
ところで、先日のMSの感想に安楽先生のブログの内容載せてもよろしいでしょうか?というか、載すことになりました。
事後報告で申し訳ありません。
でも、非常にわかりやすい感想で、私自身も勉強になりました。ありがとうございます。
追伸
予約制だと、急患の方への対応も難しいですよね。
でも先生が最後に書かれているように、何か良い方法を見出すための努力も大事ですし、結果的に問題を提起してくださったその方に対し”感謝”ってとこですかね。
投稿: 本高 | 2008年1月28日 (月) 09:22
本高さん、こんばんは。
川原さんには、直でお返事しておきました。
うちでお役に立てることはさせていただきます。ありがとうございます。
内容載せますって・・・
まんまじゃないですか・・・
お恥ずかしい・・・ (^ ^;)
でも、ありがとうございます。
しかし私など倫理初心者で、勉強されている方にはもっと深い教訓があったはずです。
あくまでこれは倫理初心者の私の感想として皆さんに読んでいただきたいです。
今度著作権料請求しようかな・・・(笑)
投稿: 院長 | 2008年1月28日 (月) 19:35