聖火リレー
昨夜は休日前ということで、久しぶりにKBCテレビ「ドォーモ」を視たら、長野聖火リレーの密着取材を放送していました。
ニュースの画面からはあまり伝わってこなかった現場の緊張感がよく取材されていました。
また画面で(どうして中国の旗とチベットの籏があんなに入れ混じっているのだろう?)と思っていたら、あれは中国の方たちがチベットの籏が見えないようにカメラから隠していたこともわかりました。
大挙して乗り込み、国旗を振りながら大声で叫ぶ中国の皆さんの映像には、割り引いて視ていても残念ながらかなり違和感を感じました。
また再三レポーターが繰り返していましたが、テレビではなく、沿道から生で聖火リレーを見ているとほとんどランナーの姿は見えなかったようです。
長野市民の困惑(迷惑?)しているコメントも複数オンエアーされていました。
なかでも20代後半男性の「テレビを通じての一方的な情報しかないので何とも言いようがないが、平和について考えるいいきっかけとなった。これからは自分自身で情報を集めてよく判断したい」というコメントがとても印象的でした。
また番組自体もマスコミの姿勢にふれながら、その影響について考え、一歩引いた目線で編集されており、よくできていたのではないかと好感が持てました。
ところでお隣のソウルでも大変緊張した聖火リレーだったようですが、一転して平壌では混乱もなく友好的に行われたようです。
さすがにあの将軍様のお国では、大きな声で個人の主張をすることはできないのでしょうね・・・
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