今日は節分ですね・・・
今日は節分ということで、最近私も知った「鬼」に関するウンチクをひとつご紹介します。
現在でこそ「鬼」というと「悪」のイメージしかありませんが、
古代日本においては「鬼」と「神」は同義語だったそうです。
西洋のキリスト教やイスラム教のように絶対唯一神ではなく、古代日本では「八百万の神」というように、たくさんの神様がいました。
でたくさんいる神様は人々に「恵み」ももたらしますが、機嫌が悪いと「災い」ももたらすと考えられていたそうです。
例えば「雷様」。大量の雨をもたらし、農作物の恵みをもたらしますが、時には災害を起こす・・・といった具合です。
つまりそれが「神」と「鬼」なんだそうです。
ちなみに「神」も「鬼」もこの世の方ではありませんので、あの世に近い部類の人間・・・
生まれたばかりの子供と、(失礼ながら、もうすぐあの世に旅立つ)高齢者はこの「神」や「鬼」に近い存在と考えられていました。
昔話の「桃太郎」や「一寸法師」やら、おじいさん・おばあさんと子供が出てきて、子供が鬼退治をするというのは、こういった考えから出ているそうです。
私たちの周りにいる「鬼」のような人も、私たちの事を本当に考えてくれている実は「神」のような人かもしれませんね・・・
感謝しなきゃ
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