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2010年2月 1日 (月)

鹿屋市若手会研修会

先日の土曜日は鹿屋市歯科医師会の若手会研修会でした。

今回のお話は、もともと昨年の寿地区三師会のときに話が出たのですが、「歯科と医科で連携してよりよい治療をしたい!」ということで開催しました。

で初回はひろた耳鼻咽喉科の廣田先生をお呼びして、「睡眠時無呼吸症候群」について勉強しました。

Cap4c922 暗いですが、講演中の廣田先生。

「睡眠時無呼吸症候群」とはその名前が示すとおり、寝ているときに呼吸が止まってしまう病気です。

もちろんしっかりと寝ていないので眠たくなり事故を引き起こしたりというだけでなく、停止時に呼吸が止まることで体内の酸素が足りなくなり、心臓や脳血管に障害を及ぼすこともあります。

怖い病気です。

睡眠時無呼吸症候群には中枢型と閉塞型がありますが、そのほとんどはなんらかの理由で気道が詰まってしまう閉塞型です。

例えば肥満は気道を閉塞する原因のひとつになりますので注意が必要です。

また実は寝ていると舌が後ろにずり落ちて気道を圧迫することもあります。

こういう場合は、歯科で装置を作ると改善できる場合もあります。

Caqnmuat 治療例を報告中の四元みか先生。後姿ですが・・・

でもそのためには医師と歯科医師がきちんと共通の認識でもって、連携しないと治療できません。

そのための研修会でした。

意味のある研修会だったと思います。

鹿屋地区の皆様により良質の医療を提供したいと私達は考えています happy01

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