鹿児島県高齢者口腔機能管理研修会
昨日は「鹿児島県高齢者口腔機能管理研修会」に出席してきました。
昨日は鹿児島地方はまた雪でしたが、それでも県内・県外から274名の方が出席されていました。
オープニングは私の所属する委員会の親分、福原理事座長のもと、主催の大塚製薬さんからの情報提供、そして鹿児島大学の中村康典先生による「高齢者が抱える口腔の問題と課題」という講演がありました。
いよいよセッション開始!
セッション1のテーマは口腔管理(口腔ケア)
座長は鹿児島大学の西泰宏先生。
演題①は「在宅医療現場における口腔管理の現状と問題点」と題して、鹿児島市ナカノ在宅医療クリニックの中野一司先生。日本の現在の医療政策の問題点を、実例を交えてするどくついておられました。
演題②は「急性期から慢性期にいたる高齢者の特性に応じたオーラルマネージメント」と題して、兵庫以下大学の岸本裕充先生。自身の唱えられるオーラルマネジメントについてわかりやすくお話していただきました。
休憩をはさみセッション2、テーマは摂食嚥下リハビリテーション
座長は東京都リハビリテーション病院の永長周一郎先生。
演題①は「他職種連携による摂食・嚥下リハビリテーションの現状と今後の課題」と題して、鹿児島大学の松元秀次先生。医科と歯科の微妙なギャップというか溝のお話は興味深かったです。
演題②は「口腔からみた摂食・嚥下リハビリテーションへのアプローチ」と題して、ふるげん歯科クリニックの村田千年先生。先生は以前聖路加病院で一から摂食嚥下チームを立ち上げられた実績をお持ちだそうで、その内容は圧巻でした。
松元先生も村田先生もチームづくりの基本はコミュニケーション、それも飲み会だとおっしゃっていたのが印象的でした。
「飲みニケーション」なら私ももっとも得意な分野ですけどね
大変勉強になる一日でした。
関係者の皆様、お疲れ様でした
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