痛くないから大丈夫って思っていませんか?
まだ痛くないから歯医者に行かなくても大丈夫ってあなたは考えていませんか?
たまに「痛くなったらまた治療にいきます!」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
それで大丈夫だと思っていたら大変な勘違いです!
2大歯科疾患といったら言うまでも無く「むし歯」と「歯周病」ですが、この2つの病気は初期にはほとんど症状がありません。
例えばむし歯はその進行状態によって、C1~C4に分類されます。
検診とかで耳にしたかたも多いのではないでしょうか?
C1の時期にはほとんど症状はありません。C2になると冷たいものがしみるなどの症状が現れます。そしてC3では何もしなくても痛みを感じるようになります。
ですので皆さんが痛くなったらと考えるのは大抵C2~C3の進行した時期ということになってしまうのです。
いったんむし歯になってしまったら自然治癒はありませんので、できれば定期的にチェックを受けることをぜひおすすめいたします。
普通は4カ月か半年おきのチェックが必要です。
また歯周病も同様で、初期にはまったく症状はなく、あっても出血か違和感などです。
皆さんがよくおっしゃる歯槽膿漏というのは歯周病末期の、腫れてうみのでる時期をさします。
そうなる前に早めに対応をしておけば、治療も早くすみ、当然良好な予後が期待できます。
歯医者さんは痛くなってから行く場所という概念は一刻も早く捨てちゃってください
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