アレルギー性鼻炎は虫歯に注意!
本日の新聞各紙によると、11日文部科学省は全国の公立小中高性を対象にしたアレルギー疾患の実態調査の結果を発表しました。
これによると全国でアトピー性皮膚炎の児童は6.3%で約70万人、ぜんそくは6.8%で約73万人、花粉症を含むアレルギー性鼻炎は8.8%約118万人とのことである。
わが鹿児島県はぜんそく(8.3%)、アレルギー性鼻炎(10.7%)と大きく全国平均を上回っている。何か理由があるのでしょうか?
さて今日の本題 「アレルギー性鼻炎のお子様は虫歯に注意!」
鼻が通らない状態になると呼吸は口で行うことになります。口呼吸といいます。
口で絶えず呼吸しているとお口の中が乾燥した状態になりやすくなります。
虫歯予防には唾液が重要な働きをしていることはご存じの方も多いと思います。
唾液には自浄作用・抗菌作用や再石灰化作用といった大事な役目があり、別名「お口の血液」とも言われています。
ですのでお口が乾燥して唾液がお口の中(歯の表面)に充分にいきわたらないと虫歯になりやすくなるのです(T T)
特に刺激唾液がでなくなり通常でも唾液の量が減る寝ている間がとても危険です。
鼻炎をお持ちのお子様はそのリスクを充分理解して、虫歯予防に取り組んであげてください。もちろん鼻炎の治療もきちんとしてください。
実を言うとうちの長男もアレルギー性鼻炎です。何年も耳鼻科で減感作療法に通っています。がんばれ\(^=^)/
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