無財の七施
先日、母方のお墓参りの際にこのブログでも何度も登場している出水市の龍光寺さんにおじゃました。
ちょうどお彼岸の説法をされているところであった。
その中で話されていたのが無財の七施(むざいのしちせ)
「布施」とはほどこしであるが、無財つまり「もの」をほどこすのではなく、「態度によるほどこし」である。
- 眼施(げんせ) 「目は口ほどに物を言う」と俗に言うように「やさしいまなざし」で人に接すること。
- 顔施(がんせ) いつもにこやかに「笑顔」で人に接しましょうということ。
- 言施(ごんせ) やさしい言葉で多くの人の心をよろこばせること。
- 身施(しんせ) 人の行動による施しであり、いわばボランティア活動である。身を惜しまず他に奉仕すること。
- 心施(しんせ) 「まごころ」をこめてより以上のことをすること。
- 床座施(しょうざせ) 自分の席を人に喜んでゆずること。なかなかできない施しである。
- 房舎施(ぼうしゃせ) 宿や軒下を喜んで人に使っていただくこと。
お聞きしていて胸がじ~んとしました。私たちはこうあるべきですね!
まだまだ修行せねば!!
ところで話は変わりますが、新内閣が発足しました。
新閣僚の皆様もこの無財の七施の精神で頑張っていただきたいと思います。
ところでこのお方は床座施?!
ちょっと違いましたね・・・ (^-^;)
いろいろありましたが、ともかくお疲れ様でした。
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