障害者歯科研修会
今日は鹿児島県と歯科医師会主催の『心身障害児(者)歯の衛生指導促進事業研修会』に主任の郡山と参加してきました。
予想に反して、会場はほぼ満席。
日曜日のこの手の研修会にしてはめずらしい・・・
講師は福岡の緒方克也先生。緒方先生のお話は以前何回かお聞きしたことありますが、久しぶりなので楽しみにしていました。
本日のテーマは「自閉症への視覚支援の考え方」
最近障害者歯科の領域では、視覚支援による診療への見通しや刺激の整理という考え方が用いられていますが、ただ絵カードを見せて患者さんの行動を指示することを視覚支援とした間違った考えもみられるとのこと。
自閉症に視覚支援を行う場合、自閉症の特徴についてよく知らなくてはいけないとのことで、大変わかりやすく具体例を示しながらご講演いただきました。
その上で視覚支援のプログラムについて詳しく、その学説などの歴史をまじえてのお話でした。
とてもわかりやすく、頭の整理ができました。
当院にも自閉症の患者さまはお見えになりますが、今までは漠然と岡山大学の岡崎先生のお作りになった写真を用意していましたが、早急に当院にあった形での視覚支援の導入の必要性を痛感しました。
早速、明日郡山と今日のお話について検討したいと思います。
いい気づきをいただけました。
ありがとうございました
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