ご難続き・・・
23日土曜日の夜午後11時頃、世界文化遺産にも登録されている京都醍醐寺の中の准胝観音堂が全焼したのは雷が原因だったみたいですね。
この准胝観音堂は貞観18年に創建されましたが、現在あるものは昭和43年の再建だそうです。
本尊の准胝観音は秘仏ですが、毎年5月17~19日の三日間だけご開帳され多くの参拝客で賑わっていたそうです。
当日は大きな雷鳴とともに電気や電話が使えない状態になり、雷鳴がおさまった24日の0時半ごろ外に出て見て火災に気がつき、携帯で119番通報したそうです。
その後の放水銃などで初期消火に努めたようですが、努力もむなしく准胝観音座像とともに全焼したそうです。
観音堂には避雷針は設置されていたそうなのですが、どうやら銅板の屋根に直接落雷したのではと考えられています。
実はこの醍醐寺、今年の7月に三宝院の国宝唐門に落雷があり亀裂がはいるという事件があったばかりで、対策を検討している最中だったとか・・・
そんなことってあるのですね・・・
幸いなことに准胝観音座像はなんともう一体あり、現在ドイツでの展覧会に出品中とのことで、こちらは難を逃れたようです。
醍醐寺といえば、豊臣秀吉が晩年に行った「醍醐の花見」で有名ですが・・・
太閤さん、今の日本になんか怒って言いたいことでもあるのですかね・・・
コメント