天璋院篤姫展
5日の日曜日は家族揃って鹿児島市の黎明館で開催中の「天璋院篤姫展」へ行ってきました。
2つの会場は6つのパートに分けられていて、それぞれ「プロローグ 篤姫のふるさと薩摩」「第1章 御台所へのみちのり」「第2章 婚礼~将軍家定と敬子~」「第3章 江戸城大奥」「第4章 幕府瓦解~徳川家存続への思い~」「エピローグ 明治の天璋院」というタイトルで展示されていました。
特にそれぞれの直筆の書状の多さ・・・
昔の人は皆、達筆だったのですね
そんな中でも意外と島津斉彬の字は繊細だったり、篤姫さんの字は女性ながらも大胆だったり、本寿院(家定生母)さんの字は細かくて神経質そうな字だったり・・・と個性があるのが興味をひきました。
さすがに着物など布製品は少し時の流れを感じさせましたが、漆器などはいまでも新品みたいにピカピカ
手間暇かけて丁寧に作られた本物はやはり素晴らしいですね・・・
楽しみにしていたのは、大河ドラマでもよく出てきて主人公の宮崎あおいさんが眺めている鹿児島の風景を書いた掛け軸。
養父の斉彬が贈ったものですが、最近の研究で中に幼少の頃の篤姫が描かれているのではないかとも言われているので、実物を見たかったのですが・・・
残念ながら、展示期間が終わりコピーでした・・・
でもその他の盛りだくさんの内容には大満足・・・
子供そっちのけでじっくりと2時間近く見入ってしまいました
明治16年に天璋院が亡くなった時には、一万人もの参列者があったのですね・・・
いかに江戸の人たちに愛されていたかがしのばれます・・・
激動の時代に翻弄されながらも、自分を見失わずしっかりと生き抜いた、たいへん強く、やさしく、大きな方だったのですね。
歴史に興味のある方も、そうでない方も一見の価値ありです。
今月の17日まで開催されていますので、まだの方はぜひどうぞ・・・
オススメです!!
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