少し前の話になりますが、先日ブログでふれた『40周年記念講演会』の報告をします。
当日はこの40年間に勤めていただいたOBと現役スタッフで、出水市龍光寺ご住職の秋吉靖成氏の講演を伺いました。
毎月開催している院内スキルアップセミナーのスペシャルバージョンです。
まず川端康成がノーベル賞受賞記念講演で披露した永平寺の開祖・道元禅士の言葉についてのお話がありました。
「春は花 夏不如 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり」というものです。
この詩は生きる苦しみ・厳しさについて述べたもので、ものの移り変わり、諸行無常を表しているとのこと。今この時・この瞬間を大切にして全うしていくことが大切であるとのこと。
また「任にあたって他に譲りがたし」 自分に与えられた仕事は自分で責任をもって全うすることとのこと。
「身心一如」 心を整えれば自ずから体も整うとのこと。心の持ちようが大切。
さらに「心と形」について、心を整えるためには形から入るのがよいとのこと。学ぶは真似るの語源であるとのことで、真似も続けていれば本物になります。先人のよい所を学び、心を整えることが肝要とこと。
40年という時間も移り変わってきて現在がある。いろいろな方がいたからこそ今の安楽歯科がある。これからも自分の生きた証しを残しつつ次に伝えていくことが大切だというお話でした。
つたない私の文章ではよく伝わらないかと思いますが、とても興味深く心に響くお話でした(T T)
その後ご住職を囲んで、全員で夕食会。
私が子供の頃、勤めていただいていた方もお見えになっていて、先代の院長の話など懐かしい話に花を咲かせました。
あっという間に時間は過ぎ、とても有意義なひとときを過ごすことができました。
本当にここまでこれたのは患者様・スタッフ・その他関係者の方々皆様のおかげです。
これからも努力して、また楽しい50周年が迎えられるように頑張ります(^0^)
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