ザ・マジックアワー
昨日の夕方、リナシティかのやで上映していた「ザ・マジックアワー」を見た。
かなり笑えたのであるが・・・
はっきり言って凡作・・・?
「ラヂオの時間」「みんなのいえ」など、三谷幸喜の映画は職人にこだわる作風が大好きだったのですが・・・
今回は強いて言えば、プロの役者の話・・・
期待しすぎたかな・・・
まあDVDで気楽に見るには楽しいかも・・・
ところでこのマジックアワーとは映像の世界において、「夕暮れ」のひとときを指す言葉なのだそうですが、この時間に撮った映像は幻想的なものになるそうです。
そういえば他で聞いた似た話なのですが、「夕暮れ」時は私たちの理性が最も働かなくなる時間帯なのだそうです。
心理学的にも、夕方は朝や日中に張りつめていた緊張感や自制心が一時的にゆるんでしまうのだそうです。
デパートやスーパーの食品売り場では、夕方になると、商品を「30円引き」とか「半額」とかシールをつけてよくセールをしている。
それをねらって買いにいく人は、売れ残りをださないために仕方なくしていると思っているが、それは一面の真理にすぎず、夕方には客の自制心が働かずに、余計なものまで買い込んでしまう心理を利用しているのだそうである。
またあのヒトラーも、夕方は聴衆の心がフワフワと浮ついて、自分の言うことを素直に聞いてしまう時間帯として、演説を好んで夕方にしたそうである。
恐るべし、夕方の魔力
でも、その魔力を持ってしても昨日の「ザ・マジックアワー」はあまり感激しなかった。
私にとってはやはり凡作?
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