2007年11月12日 (月)

鹿児島大学歯学部公開講座

おとといの土曜日の午後、鹿屋市医師会館にて鹿児島大学歯学部公開講座が開催されましたので参加してきました。

今回のタイトルは「歯科臨床の勘どころー紹介患者への対応から学ぶー」

内容は以下のとおり・・・

  1. 増える口腔慢性疼痛の診断と治療              中村典史教授
  2. 研磨面形態から考えた総義歯のあるべき姿         篠原直幸准教授
  3. 矯正臨床の基本と簡単そうで実は難しい症例         宮脇正一教授
  4. 修復・歯内の立場から ー直接目でみてー          鳥居光男教授
  5. 小児歯科における紹介患者への対応             山崎要一教授

いずれのお話しもとても興味深いお話しで、日常臨床に応用できそうなものもありましたし、大学での取り組みなどがとてもよくわかりました。

今後の診療に役立てたいと思います。

また今回篠原先生・鳥居先生・山崎先生のお三人は、先日の鹿児島大学臨床研修歯科医師指導医研修でもお世話になりましたので、親しくお話しをさせていただくこともできました。

中村先生にも質問に丁寧にお答えいただきました。

有り難うございました!

鹿児島大学と今まで、縁もゆかりも無かった私としては喜ばしいかぎりです。

ちなみにブログ用にとカメラを持っていったのですが、一番前の席で聞いていましたので、写真を撮れませんでした・・・coldsweats01 

 

最後にまったく関係のないことですが・・・

本日夕方、Kavoのユニットがまたプスン!しました・・・

シロクスさん助けてください・・・weep

  

2007年11月 5日 (月)

床矯正セミナーの報告

11月3日に東京は両国で開催された床矯正研究会ベーシックセミナーに参加してきました。

2日の最終便で東京へ飛んで、3日は9時から17時までセミナー、そしてまた最終便で帰ってくるという強行スケジュールでしたが・・・、とても楽しかったです。

今回のセミナーの受講者は約80名。

このベーシックセミナーを受講すると床矯正研究会という会に入会することができ、床矯正治療に関するあらゆるサポートを受けることができます。

20071105_002 講師は同研究会主幹の鈴木設矢先生。床矯正治療の考案者です。

お年は60を超えられていらっしゃるそうですが、とてもフランクでかつシャープでパワフルな先生でした。

ここで本日はカミングアウト!(と言っても、知ってる人は多いと思うが・・・)

実は私は喫煙者です。昨年4ヶ月禁煙したのですが、失敗してしまいました。

タバコは歯周病にもよくないし、患者さまにも辞めた方がいいですよとか言いながら、自分も辞められていません。

でなぜこんな事言っているかといえば、いつもいいことなんかひとつもないのに、今回はタバコでいい事あったのです。

セミナーの開始までしばらく時間があったので、一人で喫煙室でタバコを吸っていたら、ふらっと講師の鈴木先生が入ってこられました。

喫煙室には先生と二人。こんな機会はめったにありません。すかさず名刺をお渡しして親しくお話させていただきました。鈴木先生がうちの大学の先輩だったのも幸いしました。

その後は休憩のたびに喫煙室へ・・・

先生も必ず喫煙室にこられます。喫煙室のなかでも熱く床矯正のお話、しかも少人数ですので、質問もしやすいし・・・、休憩時間を過ぎてお話されるほど・・・

「本当にこの治療をやるのだったら、いつでも見学にきなさい」とのありがたいお言葉もじかにいただきました。うれしかったです!

この治療法は私達の診療所でも取り入れます。なぜなら来ていただいている方にとても役立つ治療法であることを確信しました。

少し勉強したら、必ず先生の診療所にお邪魔したいと考えています。

そしてぜひ来年度中にそれが実現するように頑張ります!

そしたらもっと皆さんのお役に立てると思います。

期待していてくださいね!

2007年10月15日 (月)

終わりました・・・(^-^;)

13~14日と鹿児島大学で開催された講習を受けてきました。

皆さん、歯科医師の臨床研修制度ってご存じですか?

お医者さんにインターンってありますよね。国家試験合格して、お医者さんになってから研修するやつ・・・

あれと同じです。今までは任意だったものが、平成18年度から法律が改正されて制度になり、1年以上の研修が義務づけられました。

で、その研修歯科医を指導する指導医の資格をとるための講習会を受けてきました。

一言でいって大変疲れました・・・ (^-^;)

とにかくスケジュールがびっちり!! 16時間以上の講習が義務づけられていますので、1泊2日では本当に分刻みのスケジュール!!

初日は9時~20時30分まで、二日目は8時から16時30分まででした。

3つの基調講演をはさみながら、7名ごとのグループに分かれてワークショップ形式というやり方で講習は進められました。

ワークショップ形式とは最初に簡単にやり方の説明を受けた後、課題が与えられてグループに分かれ、グループで協議して結論を導き出し、プレゼン用の資料を作り、みんなの前で発表し、質疑を受けるということの繰り返しで進んでいきます。

今回は6つのテーマ「アイスブレーキング」「問題点の抽出」「目標設定」「学習方略の作製」「評価方法の作成」「アセスメント」に取り組んだのですが、その都度司会・記録・発表・提出用プロダクトの作製の役割が変わります。

それぞれの立場になってみると、協議に臨む姿勢も異なるものですね。

面白い体験をさせていただきました。

初日こそ、昼食時間と2回のコーヒーブレイクがありましたが(それも時間がおしたため10分の予定が2回とも5分でしたが・・・)、2日目はコーヒーブレイクもなし。

いつも開始2分前に集合なので「では作業を開始してください。14時33分までにはここに戻ってきてください」とかいったように本当に分刻み、いや発表などは持ち時間がしっかりきまっていますので、秒刻みで行動していました・・・ (><)

GIOとかSBOとか、タスクフォースだのLSだの、用語も耳慣れないものばかり・・・

本当に大変でした・・・ けど楽しかった (^0^)

皆さんほとんど初めてお会いした方ばかりでしたが、終了するころにはなんだか以前から知り合いだったような気になっていました。

特に同じAグループの皆さんとは、本当にいい出会いをさせていただきました。

20071015_007 最後に修了証書をいただいたときは本当にうれしかった!

やりとげた! という達成感さえありました。

(ちなみにブログ用にとデジカメを持っていったのですが、撮った写真はこれ一枚。だって写真撮る暇もなかったですもの・・・)

いろいろな意味でいい勉強をさせていただきました。

今回は教えていただく側も東京・福岡から、受講者の皆さんも埼玉・福岡・熊本・宮崎と各地からお見えになっていましたが・・・

皆さん、ご迷惑をおかけしました。本当にお世話になりました!

でもね、もし実際に安楽歯科で研修歯科医を指導することになった場合は、本当に大変なのはこれからだと思います・・・

それについては、今はちょっと考え中です・・・ (^-^;)

2007年9月14日 (金)

錦江町でセミナー!

本日は13:30から錦江町老人福祉センターというところでお話をさせていただきました。

「約60分で、虫歯と食生活のお話と誤嚥性肺炎のお話をお願いします」というのが依頼でした。

20070914_003 ということで健口から健康へ 知って得するお口の話というタイトルのもと、1 虫歯の学校  2 口腔ケアで健康づくり という2つのお話をさせていただきました。

参加者は食生活改善推進委員の皆様と高齢者クラブの皆様方。

20070914_002 私よりご年配の方たちばかりだったのに、こんな若造のお話を一生懸命聞いていただきました。

ありがとうございました m(ー ー)m

虫歯の学校とは当院で、小児の保護者の方を対象にして実施しているもので、1時間目「バイオフィルムって?」、2時間目「脱灰と再石灰化について」、3時間目「メンテナンスで健康づくり」と3つにわかれており、治療の度に1時間ずつ15~20分受けていただいているものを要約させていただきました。

口腔ケアで健康づくりも、いつも衛生士さんやヘルパーさんにお話している内容をもう少しわかりやすくして、鹿屋市の高齢者大学でお話させていただいた内容とミックスしました。

本当なら2時間くらい話したい内容を凝縮したので、ちょっとわかりにくかったかな・・・(^-^;)

20070914_006 しかも、時間をやっぱりオーバーしてしまいごめんなさい。

でも終了後ご質問もいただいてありがとうございます。

少しは皆様のお役にたてたでしょうか?

私もとっても楽しい時間をすごさせていただきました。

こんな内容でもよければ、どこでも行ってお話しますのでお気軽に声かけてくださいね (^0^)/

2007年9月 8日 (土)

竹の子会

先ほど予定通り本日の診療は終了しました。

午後はスタディグループ竹の子会に参加します。

竹の子会では毎月1回、矯正・インプラントを中心に実際の診療を通して研修しています。

自分ひとりでは経験できないような症例をたくさん見れるのでいつも楽しみです。

いってきまーす (^0^)/

 

P.S.昨日のブログを読んだうちの受付スタッフが、今朝「先生。玄関の自動ドア    もたま~に勝手に開くんですけど・・・」と・・・。

 やっぱり誰か目に見えない人がいるの?・・・(^-^;)

 安楽歯科の七不思議は続くのかしら・・・?

2007年9月 3日 (月)

先週末のご報告

週末の報告をば、まとめて・・・

H19_011 土曜日は診療の後、垂水で開かれていたKAGOSHIMA ART FESTIVALへ子供と一緒にでかけました。

うちのスタッフも出店していたのですが、初日は出店数が少なくちょっとさびしかったかな?

バッグとストラップとおもちゃを調達してきました。

なかなかよいものが手にはいりました。

H19_013 せっかく垂水まで来たので、ちょっと猿ヶ城渓谷へ寄り道。

すぐそばで道路工事していたので、ちょっとうるさいのが残念でしたが、やっぱりここは最高です!

しばしゆったりとした時間を過ごさせていただきました。

もっとも子供達はいつの間にかびしょびしょになっていましたが・・・(^-^;)

日曜日は小児の反対咬合にたいする筋機能療法のセミナーのため大阪へ。

反対咬合は早く手をつけたほうがよいというのが最近の見解ですが、よい勉強をさせていただきました。

早速、皆様に還元いたします!

H19_025 ところで会場は大阪駅のそばだったのですが、隣に有名なリッツカールトンホテルが・・・!!ここにあったのか・・・!!

いつか超一流のサービスを受けに泊まってみたいものです。

久しぶりの大阪は、随分と変わっていました。

H19_027 ビルの増えたこと!!やっぱり景気はいいんですかね?!

いつになったら私の所にまわってくるのやら・・・??

しかし昨日の大阪は人が多かった  (><;)

そして外人さんが多かった  (@ @;)

世界陸上もやってたんですものね  (ー ー)

大阪駅前で生まれて初めて土佐礼子 維持の銅メダルとの見出しのついた号外ってやつをもらいました。なんせ田舎育ちなもので・・・

大阪の街は熱くもえておりました   (^0^)/

2007年8月11日 (土)

セミナーの報告!

一昨日の話になってしまいますが、9日(木)の報告をします  (^0^)/

 

まず久しぶりの院内スキルアップセミナー。第4回目は快適・精密な印象採得としました。

先月の29日に福岡のセミナーで教わったことをいよいよ実践いたします。

印象(型どり)の準備からシステムがかなり変わってしまうので、実習でも最初は硬化してしまったりととまどいましたが、何とかいけそうです!

このシステムが定着すれば、より精密な補綴物を作ることが可能になりますので、患者さまにとっては、さらに快適になっていただけるのでは・・・と期待しています。

細かいことは企業秘密?!(セミナーの他の受講者に申し訳ないので・・・)

写真も勘弁してくださいね・・・(^-^;)

 

20070811_004 夜は以前このセミナーで紹介した大隅療育ネットワークの会員研修で講師を務めてきました。

私に与えられた演題は障害児者の歯科治療

たいしたことはできませんが、私は障害者歯科に取り組んでいます。

20070811_006 本当にたいしたことはできないのですが・・・(ーー;)

でも永年彼らとお付き合いしているとだんだんと彼らの個性が見えてくるのです。

最近は少しだけ上手にお付き合いできるようになりました・・・(^0^;)

20070811_008 講演の内容は治療の話は少しにして、う蝕・歯周病の成因と予防の話、歯科医院を上手に活用してください、痛いときに治療するだけでは上手にお付き合いできないです・・・とかいった内容にしました。

小児期におけるオーラルヘルスプロモーションは療育の考え方とまったく同じだと私は思います。

ご家族・学校・施設・行政そして歯科医療関係者が患者さま本人をしっかりと包み込んで、ネットワークを構築しつつサポートしてあげれば、健康なお口という財産を彼らに持たせてあげたいと常々考えています!!

2007年8月 1日 (水)

先週末の報告

先週末の報告をまとめてさせていただきます。

20070731_011 28日の土曜日は、鹿屋市の医療法人恵仁会鮫島整形外科さんで口腔ケアのスタッフ研修会を開催しました。

鮫島病院さんとは2002年から一緒に病棟の患者さまに口腔ケアに取り組んでいただいています。

最近のトピックスをデータをまじえながら60分講演の後、実習に取り組んでいただきました。

20070731_016 今回は表面麻酔をスタッフの皆さんの口腔内に使用して、片麻痺の疑似体験をしていただきました。

ビスケットを食べて、うがいそして口腔ケア。

麻痺側に食物やプラークが残りやすいことが実感できたのではないでしょうか!

また患者さまの義歯をお借りして、プラークの染め出しをしました。

義歯のどこに汚れが残りやすいか、細菌が繁殖しやすいかがわかっていただけたと思います。

鮫島病院さんは一生懸命口腔ケアに取り組んでいただいているのですが、またひとつステップアップされるのではないでしょうか?!

当日はすぐお隣の朋愛園さんからも参加されていました。

口腔ケアの輪がどんどん拡がるといいですね・・・(^0^)/

 

日曜日は歯周内科治療と総義歯のセミナー。

総義歯については、治療用義歯というものを使って、患者さまの顎位や咬合位のリハビリをした後に、義歯を製作するという方法でした。

勉強しなければいけないことがいっぱいあり、すぐにその方法で義歯を作るというわけにはいきませんが、印象(型)の取り方と模型を用いた診断の仕方はすぐにでも当院でも開始できるので、現在準備中です。

早くこの方法を使える日が来ないかと楽しみにしています・・・(^-^)

 

Typ_5 来ないかといえば、余計なものが来ています。

台風5号!!この間4号が来たばっかりじゃありませんか!!

今度はそれてくださいね!!

あなたは来なくていいですからね・・・(^-^;)

 

 

2007年7月 9日 (月)

インプラントセミナー

土曜日・日曜日はインプラントのセミナーに東京に行ってきました。

丸二日間びっちりのセミナーはさすがに疲れましたが、とても有意義でした。

私の診療の幅も確実に広がったと思います。

皆様に還元できるようにしますね・・・。

 

パソコンのプリンターが壊れてしまいました。

プリンターにスキャナーもついたタイプでしたので写真の取り込みが今できません。

ホテルとセミナー会場の往復のみでしたが、久しぶりの東京ステイでした。

復活したら東京の写真も公開しますね!

 

ところで私自身はまだ若手のつもりだったのですが、今回のセミナーでは私が最年長でした。ちょっとショック・・・(^-^;)

ちなみに以前は東京に行くとワクワクしていたのですが、最近は鹿児島に帰り着くとホッとします。

歳とったせい・・・?それとも田舎の生活が身に染みこんだせい・・・!?

2007年6月24日 (日)

歯はよみがえるのか

本日当院は休日在宅医です。現在のところ問い合わせなし。急患がないという事は平和でよいことです(^0^)

午後3時まで待機してますので、ど~してもお困りの方は連絡してくださいね。

 

さて今日は以前第1報をお伝えした研修会の事を報告します。

20070618_028 先週の土曜日に参加した大学の校友会の学術研修会。講師は日本歯科大学(母校)生命歯学部 発生・再生医科学講師 中原貴先生。タイトルは「歯はよみがえるのか」~歯・歯周組織再生の最前線~でした。

つまり歯を人工的に再生させることはできるかということです。

歯の再生というテーマへの挑戦には歴史的に大きく2つの流れがあるそうです。

まず試みられたのはティッシュエンジニアリング(組織工学)的なアプローチです。

組織の元になる幹細胞・細胞外マトリックス・シグナル因子(以前は成長因子と呼ばれていた)を足場材料となるコラーゲンなどにまぜて培養するというものです。

しかし歯はエナメル質・象牙質・歯髄・セメント質と複雑な構造をしているうえに、再生となると歯根膜など歯をささえる歯周組織の再生も必要です。

この方法ではエナメル質に近いものはできるのですが限界があるようです。

そこで最近の主流はデベロップメンタルバイオロジー(発生学)的なアプローチだそうです。

アメリカ・イギリス・フランスが先端の研究をしているそうで、2004年ごろから報告があるようです。

こちらは胎生10日~14日の胎児の第1鰓弓(一般の方は聞きなれないない言葉ですね。読み飛ばしてください。)にある歯の原基を取り出し特殊な処理のあと一定期間培養したものをまたマウスの腎臓被膜下に移植して約2週間おくと前述の歯の形態がある割合でできるそうです。

しかしこれはマウスのお話でして、マウスの歯では小さすぎて人間には利用できません。

じゃあ人間の歯の元はどうやって調達するの?という話に始まり、人間の歯の元は大きくてマウスの体内で2週間熟成させるわけいかないので、犬や豚を使うことが考えられているそうですが、それで感染や免疫の問題はどうなるのか?

もしうまく熟成した歯の元を移植できたとしても、本当にそれから人間の顎の中でさらに成長して萌出するのかなど、実用化にむけては課題山積というのが現状だそうです。

一般臨床に応用できるようになるには今後相当の年月と研究を必要とするようでして、歯の再生はまだまだ夢の話といったところでしょうか(^-^;)

しかし講師の先生は歯と歯周組織は発生学的にみても複雑な形態であり、これはひとつの臓器と考えてよいものである。これが実現すれば人類初の臓器再生となるので夢にむかってさらに研究を続けたいと熱く語っていらっしゃいました。

本当に夢のある研究だと思いますので、日本の第一人者となって頑張っていただきたいと思います(^0^)

 

余談として、このブログでも2月23日にふれましたが、東京理科大学のグループがほぼ完全な歯の再生に成功したという論文がアメリカの学会誌に載ったことが話題になりました。

もちろんマウスを使ってのお話なのですが・・・。

これはこのイギリスやフランスの研究と酷似しているそうで、イギリスの研究者は何も新しい知見はないのにとカンカンに怒っていらっしゃるとか・・・。

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