2007年6月 5日 (火)

羽田健太郎さん逝く

Kfullflash20070604027_m 作曲家でピアニストの羽田健太郎さんがお亡くなりになりました。

今朝新聞で見てとてもびっくりしました。

何にもない日曜日はTBS「サンデーモーニング」でスポーツの喝っ!を見て、あわててテレビ朝日「題名のない音楽会21」にチャンネルを変えるのが常でした。

とってもいい番組で子供と一緒に見れる番組だったのに・・・。

最近いつも日曜日は予定がありしばらく見ていなかったので、まったく知りませんでした。

ニュースステーションでピアノを屋外で演奏していたのもよく覚えています。

まだ58歳だったそうで、4月に体調不良を訴えられたとのことで、さぞかし無念だったことと思います。

心からご冥福をお祈りいたします。

ZARDの坂井さんに続いて・・・、寂しいです。

2007年5月31日 (木)

朝食は和食がオススメ!?

先日の南日本新聞に興味深い記事が掲載されました。

『朝食が和食の子供は早起きし、学校が楽しいと感じる割合も高い』ということです。

明石要一・千葉大教授らのグループが小学生の朝食や睡眠時間が生活リズムに与える影響を調べ、上記のような結果を公表しました。

調査は千葉・東京・鳥取の小学5年生231人を対象に実施されました。

調査によると、5日間の平均で午前7時より早く起きた子供は61%で、午前7時半以降は6%。

全体の98%子供が朝食を取っていたが、午前7時半以降に起きる子供の33%は食べない日があった。

朝食の様式別では、和食中心の子供の77%が午前7時より前に起きるのに対し、洋食中心の子供は44%にとどまった。

一方「学校が楽しいか」との質問には、和食中心の子供の57%が「とても楽しい」としたのに対し、洋食中心は19%だったことから、グループは「和食と洋食の差が出ている」とした。

このほか1.和食中心の方が品数の多い食事内容になっている 2.早起きの子供は「学校が楽しい」という割合が高く、適度な睡眠時間も取れている   との傾向もみられたことから「朝食は和食がいい」と結論付けたそうです。

  

なるほど大変興味深い報告です。

当院では食事に和食メニューを取り入れるよう指導しています。

洋食メニューより和食メニューのほうが咬みごたえのあるものが多く、ある報告によると洋食より和食のほうが1.5倍咬むそうです。

たくさん咬むと顎の発育もよくなりますし、唾液もいっぱいでますので虫歯や歯周病の予防にもなります。

歯科医師としてひとつ補足させていただきますと、たくさん朝から咬むということは顎の筋肉を使いますので、身体が目覚めます。そうすると感情も安定しますし、学校も楽しいのだと思います。

和食メニュー、ぜひご検討ください(^0^)/

2007年5月28日 (月)

無題

本当は今日は週末の出来事について書こうと思っていたのであるが・・・。

 

お昼にショッキングなニュースが流れた。

現役の大臣が自殺したとのこと。

いろいろと疑惑について追及をうけていた方である。

私たちには計り知れない様々な事情と圧力があったのであろう。

亡くなられた大臣にはご冥福をお祈りしたい。

しかしあえてひとことだけ言わせていただきたい。

やはり自分でみずから生命を絶つということは止めていただきたい。

特に政治家のように社会の注目を集めている方の場合はなおのこと・・・。

子供達に与える影響を考えると・・・、

何だか自殺がひとつの責任のとりかた・幕のひきかたであるような誤解を与えてしまいそうな気がする。

絶対にそのようなことはありません。

生き続けたくても生きられない人もいるのです・・・。

 

お亡くなりになった方に対してむち打つつもりはありません。

ZARDボーカルの坂井さんもお亡くなりになったとのことで・・・、

あわせまして故人に対して心よりご冥福をお祈りいたします・・・。

2007年5月16日 (水)

怒!怒!怒!

まったく何をやっているのだ!!

2007051699124416 東京歯科大学出身の社会保険庁の技官に対して、東京歯科大学の同窓会が保健指導の便宜を図ってもらうために10年にわたって賄賂を渡していたという。

贈賄側の2名の逮捕者はいずれも同大学同窓会の副会長であるが、こともあろうに一人は元日本歯科医師会専務理事。それも例の2004年の中医協の事件の当時の役員である。

あの事件から何も学ばなかったのですか?

しかしこの期に及んでこのような事が発覚するということは、まだ氷山の一角で他にもたくさんあるのであろうか?

私たちが知らないだけであろうか?

中医協の事件をきっかけに歯科医師会は生まれ変わったのではなかったのですか?

私個人としては今の日本の歯科医療は崩壊の危機にさらされていると感じています。

私たち歯科医は国や国民に対して、歯科医療の重要性・必要性をもっと強くアピールしなければいけないこの時期に・・・。

世間はまた冷たい目で歯科医師会を見るのでしょう。

こうなったら洗いざらいさらけ出してください。そうでもしないと本当に日本の歯科医療は崩壊してしまいます。

そして一番ひどい目にあうのは国民の皆様なのです。

そうならないために・・・。

2007年4月12日 (木)

アレルギー性鼻炎は虫歯に注意!

本日の新聞各紙によると、11日文部科学省は全国の公立小中高性を対象にしたアレルギー疾患の実態調査の結果を発表しました。

これによると全国でアトピー性皮膚炎の児童は6.3%で約70万人、ぜんそくは6.8%で約73万人、花粉症を含むアレルギー性鼻炎は8.8%約118万人とのことである。

わが鹿児島県はぜんそく(8.3%)、アレルギー性鼻炎(10.7%)と大きく全国平均を上回っている。何か理由があるのでしょうか?

さて今日の本題  「アレルギー性鼻炎のお子様は虫歯に注意!」

鼻が通らない状態になると呼吸は口で行うことになります。口呼吸といいます。

口で絶えず呼吸しているとお口の中が乾燥した状態になりやすくなります。

虫歯予防には唾液が重要な働きをしていることはご存じの方も多いと思います。

唾液には自浄作用・抗菌作用や再石灰化作用といった大事な役目があり、別名「お口の血液」とも言われています。

ですのでお口が乾燥して唾液がお口の中(歯の表面)に充分にいきわたらないと虫歯になりやすくなるのです(T T)

特に刺激唾液がでなくなり通常でも唾液の量が減る寝ている間がとても危険です。

鼻炎をお持ちのお子様はそのリスクを充分理解して、虫歯予防に取り組んであげてください。もちろん鼻炎の治療もきちんとしてください。

実を言うとうちの長男もアレルギー性鼻炎です。何年も耳鼻科で減感作療法に通っています。がんばれ\(^=^)/

2007年3月15日 (木)

アクシデントとインシデント

年度末ですね。ここ2~3日バタバタとしていてブログも書けませんでした。

News さて高知空港での胴体着陸。大惨事にならなくてよかったですね。

診療中でしたが、患者さんが教えてくれたので急遽診療室内のモニターをテレビに変えるとライブで着陸の瞬間でした。

少し不謹慎ですが、今現実におこっているというのが不思議で映画をみているようでした。ドキドキしました。機長さんの対応は見事だったと思います。

しかし自重の軽い小型機だからよかったですが、大型機だったらどうだったのでしょうか・・・。

この機種は報道によると何かとトラブルの多い機体のようですね。

まったく話は変わりますが、現在私たちの職場でも「医療管理安全委員会」の設置を検討中です。インシデントをあってはならないアクシデントにつなげないために・・・。

安心して治療を受けていただくために・・・。真剣に取り組みます。

20070226_229_1

アクシデントの大部分は人の取り組みによって未然に防げるものであると私は信じています。頑張ります!

ところで余談ですが、先月私が乗った飛行機が同型機であったことに後で気がつきました(^ ^;)

2007年2月23日 (金)

歯の再生!

ちょっと前の話になりますが、19日の日経新聞と20日の南日本新聞に、東京理科大学と大阪大学の共同研究で「完全な歯」の再生に成功したという記事が載っていました。

これは凄いことです(@ @;)歯はとても複雑な構造をしています。エナメル質・象牙質・歯髄・セメント質・歯根膜・・・

これが完全に再生できるなんて絶対無理だと思っていました。

私が歯医者してるうちは少なくともないと信じていました。

いやー、凄いことです。科学の進歩を素直に喜びたいと思います\(T T)/

まだ日常臨床に用いることができるようになるのは随分と先のことでしょうが、これが実用化されればインプラントは必要なくなってしまいますね!

歯医者の仕事は、抜歯と再生用の歯胚の植え込みと矯正がメインになるのかな?

想像してみるとなんだかワクワクしてきます(^ ^)

もう少し詳しく知りたい方はこちらへどうぞ!

http://www.m3.com/news/news.jsp?articleLang=ja&articleId=42584&categoryId=&sourceType=GENERAL

2007年2月 9日 (金)

鹿児島スイッチ!

K_switch2 昨日初めて見ました。「鹿児島スイッチ」のCM!

JR九州の新幹線つばめの新しいCMです。たぶん九州だけなのかな?以下のアドレスから見ることできます。http://www.k-switch.jp/

鹿児島出身の小西真奈美さんが「鹿児島スイッチがはいっちゃったの」と言って九州新幹線で鹿児島へ向かうという設定です。現在温泉岬編(指宿)がオンエアーされています。

いいですね!「鹿児島スイッチ」という言葉。どうか県外の皆様、スイッチ入れて鹿児島にお越し下さい。鹿児島はよいところですよ\(^0^)/

さて今朝の南日本新聞に2006年の鹿児島県人口推計調査が発表されてました。

なんと65歳以上の高齢者が人口に占める割合が25.3%!! つまり鹿児島の4人に一人は高齢者ということです。(全国平均は20.7%だそうです)鹿児島県はすでに「高齢化スイッチ」が入っちゃってるみたいです。

市町村別でみるとわが鹿屋市は24.0%と若干県平均を下回っていますが、同じ大隅半島でご近所の南大隅町は42.1%だそうで、なんと10人に4人以上が高齢者ということになります。

日本は世界でも高齢化が最も早く進んでいるという話を聞きますので、ひょっとして大隅半島は世界の高齢化の最先端?!

でも私の見る限り、周りの方は皆さんお元気な方ばかりなんですけど。。。

ちなみに14歳までの年少人口は14.2%にすぎないそうで、そのうち赤ちゃんなんて珍しがられる時代が来るのかもしれません(^ ^;)

ということで、世界の最先端を行く、元気な高齢者がいっぱいで、温泉も焼酎も黒豚も。。。とにかく最高の鹿児島県へ皆さん遊びにきてくださいね!!

2007年1月24日 (水)

1月23日の新聞から・・・

おととい(1月22日)のブログに、虫歯予防のために生活習慣を整えましょうという類の書き込みをしましたが、

昨日の南日本新聞(鹿児島・地方紙)の24面に「食生活の乱れ虫歯誘発?」という記事が出ていてあまりにタイムリーでびっくりしてしまいました。

岩手県歯科医師会が虐待や養育放棄で県に一時保護された児童の歯を調査したところ、保護児童は一人当たり平均虫歯が5.59本あり、同県児童の平均0.97本の約5倍にあたることがわかりました。

虐待の一種のネグレクト(育児放棄)により、児童に歯磨きの習慣がなかったり、保護者が歯の治療を受けさせないことが要因と考えられているそうです。

また食生活や睡眠などの基本的な生活習慣の乱れや、場合によっては児童のストレスにより唾液分泌量の低下などもこの結果に拍車をかけているかもしれません。

岩手県立大の児童虐待の専門の先生や、分析した岩手県歯科医師会会長らの「虐待のサインが虫歯に潜んでいることを示すものだ」「虐待の早期発見につながる可能性がある」とのコメントも紹介しています。

実は東京都福祉局が平成14年に同じような調査を行って、同様の結論を導き出しており、これを受けて鹿児島県歯科医師会でも平成16年に「児童虐待対応マニュアル」なるものが全会員に配布されています。

このような研究は今後さらに広がっていくのかもしれません。

(乳歯の虫歯だからほっておいてもいいや・・・)などどのんきにしていると、ネグレクトではないかと疑われてしまう時代がやってくるかもしれません(^ ^;)

健康なお口から健全な心身をつくってあげてくださいね!

ちなみにこの記事は同日の朝日新聞や日経新聞には載っていなかったので鹿児島だけ。。。?

2007年1月21日 (日)

納豆ダイエット。。。

「納豆ダイエット」えらいことになっていますね。

架空のデータを使用してしまったとか・・・。

今の時代、メディアの影響力は本当に大きいものがあります。

今回話題になった番組、毎日お昼にしている「ちょっと奥さん・・・」とかいう番組とか・・・。

おとといの夜、顔を出した異業種の集まりでも話題になっていましたが、

そういった番組で取り上げられたものはすぐ品切れになってしまうとのことでした。

そういえばテレビで舌癌とかの放送があると、

「私の舌は癌じゃないでしょうか?」と診療所にお見えになる方もよくおられます。

まあ健康に関するチェックなのでこれはこれでいいとは思いますが。

今回のテレビ番組も、ペコちゃんのあの会社も、それぞれ事情というのはあるのでしょうが、

企業利益を最優先するあまり、社会に対する責任を2の次にしてしまった結果なのでしょう。

私たちも患者さまに対する責任を最優先に考えたいと思います。

ところで、わたしのところには家業が納豆を生産販売しているスタッフがおります。

「納豆に対するイメージが悪くならなければいいのですが・・・」と昨日心配していました。

本当に納豆自体はよい食品だと思いますので、皆様どうか誤解なさらないでください。

納豆にはなにも責任はありません。

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