2016年4月12日 (火)

生えてすぐの歯はむし歯になりやすい!

生えたばかりの歯はむし歯になりやすい!ってご存知ですか?

生えたての歯は実はまだ未完成なのです。

頭はだしても根っこはまだ作っている最中なのです。

表面のエナメル質もまだ完成しておらず、やわらかい状態です。

だいたい生えてから2~3年で歯の表面は硬くなるといわれています。

またできたばかりの歯は複雑な形態をしていて溝の部分にプラークがたまりやすいです。

こういった場合はシーラントで溝を埋めて保護する処置が有効です。

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また最初に歯は低い位置にありますので、歯ブラシも届きにくい場合もあるかもしれません。

その時期に応じたセルフケアがありますので、ケアの方法は歯科医院でアドバイスをうけるようにしてください。

当院でも積極的にアドバイスをさせていただいています。

むし歯は無いから大丈夫ではなく、常日頃から定期的に歯科医院に通う習慣が大切だと私は思います happy01

2016年4月10日 (日)

「地域の障碍者歯科医療等充実事業研修会」

昨日、鹿児島県歯科医師会より昨年の9月~今年の3月まで受講した「地域の障碍者歯科医療等充実事業研修会」の修了書が届きました。

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この研修会は都合3日合計8コマの研修があり、単発の受講も可能で、当院からも私を含めて合計6名が参加しました。

中でもすべての研修を受講したチーフの吉元と私は修了書をいただけました。

私は過去に専門的に小児歯科や障碍者治療を学んだわけではありません。

歯科医師になってすぐに3年間研修医として学ばせていただいた医療機関の上司のおひとりがこの分野のエキスパートでして、そのもとで「ノーマライゼーション」という概念を教えていただいたので、地元鹿屋に帰ってきてからも自分にできることをやってきただけです。

当院のコンセプトは『幼児からご高齢な方まで、地域に密着したみなさまのかかりつけ歯科』です。

これからも特別に高度なことはできませんが、私たちにできることを少しずつ増やしながらやっていきます。

自分たちに難しいことは、高次医療機関と連携してフォローさせていただきます。

「皆さまの生活を豊かにするサポートをする!」

それが私たちのミッションです。

これからもよろしくお願いいたします happy01

2016年4月 9日 (土)

「歯の根っこの治療」は時間がかかる・・・?!

「歯の根っこの治療」というのは、専門的には『根管治療』といいます。

根管とは歯の根っこなかにある神経や血管が通っている空洞のことです。

『根管治療』は大きく分けて、神経が生きている状態から始めた『抜ズイ』と言われる治療と、神経が死んでしまっているところから始まる『感染根管治療』の2つにがあります。

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この2つはやっている治療内容はとても良く似ていますが、治療期間は大きく異なる場合が多いです。

『抜ズイ』は1回~3回の数回で終わるケースがほとんどですが、『感染根管治療』は数カ月を要する場合もあります。

これは感染している場所の違いによるもので、『抜ズイ』は原則として歯の中だけに感染が起きているので、直接感染しているところを排除できることが多いです。

一方『感染根管治療』は歯の根っこの周りの歯根膜や顎骨といった組織に感染が及んでいて、その部分は直接触ることが出来ないために、大元の感染源(大抵の場合は歯の中)を排除して、組織の再生を待つことになります。

ですので治療期間に大きな差がでることになります。

しかし見ている限りではその差がわかりにくい治療だと思います coldsweats01

私たちはレントゲンや画像を用いて、その状態をくわしく説明をさしあげるように心がけていますが、おわかりになりにくい場合や、気になることがある場合には、なんなりとご質問くださいませ happy01

2016年4月 7日 (木)

新しいメンバーです! よろしくお願いいたします (^^)/

毎週木曜日に新たなメンバーが加わりました!

この春から鹿児島大学の歯周病教室に籍を置かれている清水先生です。

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今週から週に1日、当院の診療を手伝っていただく事になりました shine

とっても熱心な先生です。

皆さまよろしくお願いいたします happy01

2016年4月 6日 (水)

「リタイア前にやるべきだった・・・」と後悔しないためには(^^)b

3年ほど前、雑誌プレジデントが55~74歳の男女1000人に行ったアンケートに

「今後悔していることは?」というものがありました。

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その結果、1位は『歯の定期検診を受ければよかった』でした weep

むし歯や歯周病は再発しやすい病気、

どちらの病気もその本体は細菌感染症ですが、お口の中は細菌などの微生物がたくさん生息している環境ですので、そのケアは難しくもあり、生活習慣病という1面も併せ持っているからです。

また年齢が上がるほどそのリスクも高まる傾向にもあります。

最近は糖尿病や循環器疾患と、むし歯や歯周病との関連性も明らかになりつつあり、まさにお口は健康の基本とも言えると思います。

また何でも自分の歯で美味しく食べる喜びは、失ってから気づかれる方も多いのが残念ながら現状のようです。

 

皆さんも将来後悔しないために・・・

歯の定期検診と専門的クリーニングを受けることを習慣にしてみてはいかがですか?

当院では、治療計画に基づき治療を終了された方に積極的にメンテナンスをおススメしています!

詳しくはスタッフにお尋ねくださいませ happy01 

2016年4月 5日 (火)

笑気でアレルギーはありますか?

昨日、当院で治療をされたお子さんの保護者の方からお電話で質問をいただいました。

「前回と今回、笑気吸入鎮静法化下に麻酔をして治療を受けたがのどに湿疹のようなものが出来た。笑気のアレルギーではないか?」との内容でした。

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当院では2台の笑気吸入器を使用しています。

笑気とは「亜酸化窒素(N20)」の別名です。

以前は全身麻酔にも使用されていましたが、完全な鎮痛効果は無いことなどから現在はあまり使用されていないと思います。

当院でもそうですが、歯科で用いる場合は30%程度の低濃度笑気と、70%程度の高濃度酸素と混ぜて、リラックスしていただくために鎮静法として使用します。

笑気を使用すると「ぼーっとする」「手足がポカポカする」「音が遠くに聞こえる」「ほろ酔い気分」などの変化があります。

鎮静法の濃度であれば基本的に意識もなくなりませんし、記憶もあります。

主にお子さんや恐怖心の強い方、嘔吐の強い方、高齢者や高血圧や心疾患などのリスクのある方に使用します。

その効き方は体調や個人差がありますので、その都度調整を行います。

また笑気には毒性がないために、副作用の心配はほぼありません。

さらに血中からの排出も早いので、3~5分で回復されます。

中枢神経にも影響をあたえませんので、呼吸や血液循環、反射機能が落ちる心配もありません。

安全性の高いものですので、安心してご使用いただきたいと思います。

ですので、先述の質問にたいしての回答としては「まず考えられない」といったところです。

 

ついでに「うちの子は笑気なしでも治療できる」といったお考えもあると思いますが、当院では、治療ができるとかできないとかの問題ではなく、可能なかぎり(特にお子さんには)歯科治療でのストレスを軽減したいのでおススメしています。

スタッフより説明がありましたら、前向きにご検討くださいませ happy01

2016年4月 4日 (月)

インプラントのセミナーに参加してきました (^^)

昨日は福岡国際会議場で開催された林揚春先生のセミナーに参加してきました。

林先生は有名なインプラントの大家です。

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初めてご本人のお話を伺ってきました。 

当院のこれまでのインプラントの考え方は、リスクを回避するためには時間(期間)がかかるのは仕方がないというものでしたが・・・

林先生は、とにかく患者さん目線の優しい施術。

腫れない、痛くない、短期間で結果を出す等など・・・

そしてとにかく可能ならば少しでも早くインプラントで咬めるようにして差し上げるという考え方でした。

抜歯したら基本的に即時、もしくは早期にインプラントを埋入して、条件が整えば当日にでもそのインプラントで咬めるようにしようというものです。

たくさんの症例を見せていただきながらのセミナーは、私にとって目新しいものでした。

当院でもインプラントへのニーズが多様になってきていますので、可能な症例には少しずつ導入していきたいと今考えています。

患者さんのQOLを向上させるためには、こういった目線もあるのかと大変勉強になった1日でした。

2016年4月 1日 (金)

4月から歯科医師のラインナップが変わります (^^)

本日より新年度!

安楽歯科では歯科医師のラインナップが変わりました。

3月までは常勤の歯科医師は院長一人でしたが、

4月からはこれまで金曜日午後と土曜日のみの非常勤であった迫口先生が、常勤となりました。

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迫口先生はもう10年近く、鹿児島大学に籍を置きながら診療をお手伝いいただきましたが、このたび大学を退職されて安楽歯科に常勤として勤務していただくことになりました。

また火曜日午後はこれまでと同じく、非常勤の村原先生。

新たに木曜日に非常勤の清水先生にお手伝いいただくことになりました。

というわけで4月からは常勤歯科医師2名、非常勤歯科医師2名と、原則として常時2名以上の歯科医師の体制で診療に当たらせていただきます。

これまでよりも、さらに密度の濃い診療をご提供できると思いますのでどうか皆さまよろしくお願いいたします happy01

2016年3月31日 (木)

見晴らしが良くなりました!

最近診療室に来られた方は気がつかれた方もいらっしゃるかと思いますが・・・

安楽歯科では診療所内4か所にカメラを設置しました。

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当診療所は毎日約60名の患者さまを拝見させていただいていますが、

できるだけ皆さまをお待たせしないためには、全体の流れを把握してスタッフが行動する必要があります。

ですがどうしても見渡せないスペースが存在していました。

そこで先月から院内にカメラを設置して、院内の状況が把握しやすいようにしました。

カウンセリングスペースの様子、キッズスペースの様子、待合室の状況など一目でわかるようになり、次はどこへ行けばいいのかスタッフがわかりやすくなりました。

カメラはすべて患者さまの後方から撮影するアングルに設置して、皆さまのプライバシーには配慮させていただいています。

決していわゆる防犯カメラではありませんのでご理解をお願いいたします confident

これからも皆さまができるだけ安心・安全・快適に歯科診療を受けていただけますようにスタッフ一同心がけさせていただきます happy01

2016年3月30日 (水)

上之段先生ありがとうございました (^^)v

毎週水曜日に非常勤で勤務していただいていた上之段先生ですが

今回勤務されている鹿児島大学の医局の事情で3月いっぱいで安楽歯科を卒業されることになってしまいました weep

ということで本日が最終日。

勤務終了後にお祝いをさせていただきました。

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1年間という限られた期間でしたが、献身的に働いていただきました。

先生、本当にありがとうございました。

4月からはまた別の歯科医院で勤務されるとのこと・・・

大学での勤務とあわせてさらなるご活躍をお祈りしています happy01

 

安楽歯科は4月からまた新しい非常勤の先生をお迎えします。

前任同者同様、またよろしくお願いいたします。

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